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誓いの儀式

どの挙式スタイルも、永遠の愛を誓うことには変わりなく、誓約に至る式の流れもおおむね似ていますが、誓う対象がそれぞれ異なるため、誓う内容も若干異なります。「神前式」神の恵みと家族、親族の愛情を受けて育った若い男女が良縁を得て夫婦となり、新しく一家をかまえることを天照大御神に報告します。神主からお祓いを受けたあと、神主がふたりの幸せと神の加護を願う祝詞を読み上げ、新郎新婦は巫女がついたお神酒を三口に分けて飲みます(三献の儀)。新郎新婦が夫婦となることを誓う誓詞を読み上げ、神前に玉串を供えます。指輪交換ののち、親族もお神酒を飲んで両家は姻戚関係を結びます。「仏前式」男女の結婚は、前世から定められた深い縁と仏の導きによるものと考えます。夫と妻が互いに助け合い、現世ばかりでなく来世まで夫婦になることを祖先の霊前に誓い、仏の導きに感謝を捧げます。まず僧侶がふたりの結婚を仏と先祖の霊に報告する敬白文を朗読します。そして仏前に供えてある数珠のうち、新郎に白いリボンのついた数珠を、新婦に赤いリボンのついた数珠が渡されます(数珠授与)。希望すれば指輪交換もできます。新郎新婦が生涯苦楽をともにすることを誓った後、僧侶が結婚の成立を宣言し、新郎新婦の順で焼香します。三献の儀に当たる儀式を行い(誓杯)、親族も祝い酒を飲みます。「キリスト教式」カトリックとプロテスタントでは方法が異なり、宗派や教会、結婚式場でも違いますが、ここでは一般的なプロテスタントの方法を紹介します。まず新郎が先に入場。新婦は父親とともにバージンロードを進み、列席者全員で賛美歌を歌います。牧師が新郎新婦それぞれに愛の誓約を求めるので、ふたりは「はい」または「誓います」と答えます(誓約式)。指輪交換後、牧師はふたりに神の祝福があることを祈ったあと、教会によっては結婚証書や婚姻届にサインをし、最後に一同起立して賛美歌を歌います。「人前式」結婚の誓いを神仏にする代わりに、式の列席者を証人として誓いを交わします。挙式と披露宴を同時に行うのが一般的で、自由な演出ができます。新郎新婦で誓いのことばを朗読し(誓約式)、婚姻届に署名捺印した後、指輪を交換し、参列者全員で乾杯します。