結婚しても、恋人のときのような甘いささやきや刺激も欲しい、このまま馴れ合って生活していくのはつまらない。いつまでもドキドキした関係でいたいと思うのが女心なんです。でも女の立場からしても、結局は夫も「家族」というところにおさまってしまうんです。たしかに突発的にカッコいいなと思うときはあります。旅先や家庭内で起きた問題を解決してくれたときなどは頼もしく、改めて見直したということはあります。でも、それはたいてい非日常の出来事で、日常ではほとんどない。結婚すると相手がドキドキすることも、自分がドキドキすることも、少しずつなくなっていくというのは否定できません。けれども、独身の女性たちに安心してほしいのは、結婚したとたんにある日突然、ときめきがゼロになってしまうわけではないんです。私的に言わせてもらえれば、夫婦問の異性としての賞味期限は、十年ぐらいはあると思うんですよ。ごく稀に、その賞味期限が一生続くカップルだっています。でも賞味期限の長さ、イコール、夫婦の仲がすごくいい、というのとはまた違うんですね。夫と一緒にいてドキドキするというのは、結局、今の関係に安心できないから、ということもあるんです。つまり。「この人は、他の女性のところへ行ってしまうかもしれない」という気持ちを消すことができずにいる妻はいつも心配で、ドキドキしています。もちろん、それは女性たちが憧れる「ときめきのある毎日」とは違うでしょう。女性にとっての「憧れの結婚生活」というのは、いつまでも少年らしさを失わない旦那様が、外ではとてもよくモテるにもかかわらず、他の女性には一切見向きもしないで、まっすぐ妻(自分)の待つ家に帰ってきて、「愛しているよ」と言ってくれる、いつまでもラブラブな世界です。残念ながら、まっすぐに家に帰ってきて「愛しているよ」なんていう男性は、ほとんどいない。それにプラス、家事も手伝ってくれる男性となったら、もうゼロに近い数値で、絶対にいないと私は断言できます。